株式投資の基礎知識:企業情報の用語解説

2020年9月16日

会社四季報オンラインで情報収集していると、初めて見る用語をしばしば目にする。きっと株式投資初心者は自分と同じ疑問を持つに違いない…と思い、随時、用語の解説を記載していく。

◆自己株式取得(=消却)
企業が一度発行した株式を市場から買い戻すこと。自己株式を取得するには、「共益権」が失われる、不特定株主から取得する、などの決まりがある。
メリット:
・流通する株式が減少することから株価の上昇につながる(株主のメリット)
・M&Aの防衛策(企業側のメリット)
※共益権:共益権の代表的なものは経営参加権で、具体的には株主総会で議決権を行使すること。このほか、取締役の行為差し止め権、株主代表訴訟提起権、取締役会議事録等の閲覧権など。

◆現物出資
会社を設立する際に金銭ではなく自動車や不動産、有価証券、機械、パソコンなどの「物」を出資することをいう。手持ちの資産を活用し資本金を増やせるというメリットがある。

◆株式分割(例:分1→2、分1→3など)
既に発行されている株式を、1株→2株、1株→3株などに分割することを指す。例えば、株価1,000円の株式を1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の1株の株価は500円になる。
既に株を保有している場合、株主の保有株数は2倍になるので(例えば100株保有していた場合は、2倍の200株になる。1000×100=500×200)トータルの金額は変わらないことになる。
株式分割するメリットは、新たな投資家は少ない資金で購入しやすくなり、その銘柄の注文・取引が増えることにつながる。

◆TOPIX100
東証一部上場銘柄の中でも時価総額および流動性の高い大型株100銘柄で構成される株価指数。構成銘柄は、その時々の市場実勢をより適切に反映させるため、年に1回10月に見直しが行われている。
【参考サイト】
◎日本取引所グループJPX:2019年TOPIX構成銘柄一覧