株式投資の基礎知識:成行注文、指値注文とは?

2020年8月18日

成行(なりゆき)注文

成行注文とは、価格を指定しない注文方法
取引時間中に成行の買い注文を出すと、そのときに出ている最も低い価格の売り注文に対して、即座に注文が成立する。同様に成行の売り注文を出すと、最も高い価格の買い注文に対して、即座に注文が成立することになる。すなわち、一番有利な売買の相手と取引することになる。
成行注文のメリットは、即座に取引が成立するため売買のチャンスを逃すことがない。デメリットは、取引が成立しても自分が望む価格で手に入るかは分からない…ということだ。買うつもりもない高い価格で株を取得してしまったり、逆に安い価格で売却してしまう可能性がある。

指値(さしね)注文

指値注文とは、買いたい価格、もしくは売りたい価格を自分で指定して注文する方法。予め設定した価格になれば取引が成立する。
指値注文のメリットは、希望した価格で売買ができること。デメリットは、設定した価格にならないと売買することができない。そのため、売買のチャンスを逃してしまう可能性がある。

それぞれのメリット、デメリットはなんとなくわかった。じゃあ成行注文と指値注文をどのように使い分けたらいいのだろうか…という疑問が出てきたので、ざっくりとだが下記にまとめてみた。

価格の上昇が継続しそうな場合は「成行の買い注文」を出す。今よりも安く買いたい…と価格を低く設定してしまうと、どんどん上昇してしまい結局は買えない価格になってしまう可能性があるからだ。
損切りをする場合には、損失が大きく膨らむ前にとにかく早く売ることが重要なので「成行の売り注文」を出す。少しでも持ち直してから売りたい…と今より高く価格を設定することで売れなくなり、その間に株価が下がり続ける…という事態を防ぐためだ。