株式投資の基礎知識:EPS、PER、PBR…って?

2020年8月10日

株式投資に関することを調べていると様々な専門用語を目にする。ひとつひとつ詳しく掘り下げても話は難しくなりそうなので、なんとなくわかる程度の理解を目指すことにした。まずは、株価が割安なのか割高なのかを判断する基準のひとつとなるPER、PBRについて調べてみた。

EPS:1株当たりの純利益

EPS=純利益÷発行済株式数
純利益とは、売上高から費用(経費)を差し引き(=営業利益)、本業以外の利益を加え(=経常利益)、税金を差し引いた最終的に残る利益。その純利益を発行済株式数で割ると、一株あたりの純利益がわかる。

PER:株価収益率

PER=株価÷EPS
今の株価が1株当たりの純利益の何倍なのかを示す。PERは数値が高いと株価は割高、低いと株価は割安という見方ができる。日本の上場企業の場合、PERの平均は15倍程度とのこと。
すなわち、15倍以下だと割安で、15倍以上だと割高という見方ができる。しかし、ここで注意するべき点は、PERが低くても業績の悪化が予測する場合や、PERが高くても業績の大きな伸びが期待できる場合など、一概にいえない状況もあるということである。
※PERの計算に使用するEPSは予想EPSであり、これからの予想数字となっている。

PBR:株価純資産倍率

PBR=株価÷1株純資産
今の株価が1株純資産の何倍なのかを示す。純資産とは、会社の総資産から負債を引いた金額のことで、純粋にその会社の資産を示す。
企業が存続・成長するためには、単純に考えると、株価は1株純資産以上(PBR1倍以上)の状態であるはず。しかし、PBR1倍以下の会社もある。そのような会社は、①赤字まみれの会社、②将来性がないと考えられている会社、③優良企業だけど何かの理由で一時的に大きく株価が下がっている、などの理由が考えられる。③の優良企業だけど何らかの理由で一時的に大きく株価が下がっている場合には、PBRが1倍以下だとしても、絶好の買いチャンスとなる。なぜなら、このような会社の場合は一時的な理由で株価が下がっているだけで、いずれ再評価されてPBR1倍の“適正価格”まで戻ることが期待できる。そして、さらに上昇していく可能性もあるからだ。